WTPで使いたい

多分みんな「WTPを使いたい」んじゃなくて、「Sysdeoを使いたくない」んじゃないかな、と勝手な想像をしてみました。

http://d.hatena.ne.jp/cepoc/20071031/1193841149

確かに「Sysdeoを使いたくない」ってのもあります。
そして「WTPを使いたい」のです。

理由は割としょーもない話なのですが。
WTPだったら Tomcat以外の環境でも普通に使えるから、です。
いや、Eclipse + Tomcatで幸せに開発してる分にはSysdeoで済むんですよ。
でも実際のプロジェクトでは、政治的問題というかオトナの事情で、WebSphereや WebLogicで開発しなきゃいけない案件ってのはゴロゴロ転がってるわけです。

だったらTomcatで開発して、warに固めて他のJ2EEサーバにデプロイすりゃいいじゃん、というのは理想論で、現実には個々のJ2EEサーバ固有のクセってのがあり、Tomcatで動いたものを WebSphereに持ってったら動かないとか、WebLogicに持ってったら特定の文字が化けた、とか、面倒な実体験は数知れず。
そんな本質的でない問題で時間を潰されるくらいなら、最初からターゲットのJ2EEサーバの開発版をローカルにインストールして開発してたほうがマシです。
それに、そもそもTuxedoと連携させるからWebLogicじゃなきゃ動かん、とか、特定のJCAコンポーネント使うからWebSphereじゃないと、なんて案件も実際あったりして。

まあ、DoltengWTPで使う手段はいろいろ紹介されてるので良いんです。
次なる問題は、Doltengが標準で作るプロジェクトのフォルダ構成が、WTP標準とかけ離れてることなのですが、まだ考えがまとまらないのでこの話はまた後日。